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第6回研究会の報告

2016年3月12日(土)

高齢社会の現状に無関心なのはなぜか(原因)

高齢社会の現状に関心を向けさせるにはどうしたらよいか(戦略)

 

マスコミの報道の在り方

報道が断片的。バラバラな情報に簡単にアクセスできるけど、受け手に十分な判断力、活用力がないという問題がさらに出てくる。問題は提起するけど、継続的に追いかけていないので、高齢社会の全体像が伝わらない構造がある

 

市民発の情報発信のあり方

情報発信に関して、ワンストップで高齢社会に関する様々な情報が得られるサイトが少ない。市民活動家が運営するメディア、SNSもあるが、アクセスがほとんどないサイトがたくさんある。フォロワーの多いホームページが少ない。また、欧米に比べて高齢者に関する問題を発信するNPO活動が日本では遅れている。くわえて、日本では過去の議論の蓄積を管理するアーカイブが貧弱である。

 

教育のあり方

社会問題に関して考えさせる教育がない。また、議論する場が少ない。公民の教育に高齢社会の議論がもっとあっても良いし、実体験として、学ぶ機会をもっと作っていく必要がある。また、高齢者の世話は家族内でいう考え方や価値観も根強く、様々な活動による意識改革が重要である。

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