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~パートナーシップによるウェルネス推進都市の実現に向けて~

 

超高齢社会における

ソーシャルイノベーションとは何か?

 

Oct 2015 - Dec 2018

What is it all about (研究会の目的)

 

来る超高齢社会に向けて、ビジネス、コミュニティ及び行政・研究機関のステークホルダーはどのようにこのチャレンジに対応すべきか?

 

神戸市産業振興財団のインキュベーションオフィスに入居している起業家グループが、この喫緊の課題をを検討するための研究会を立ち上げました。本研究会は、福祉サービスの運営や高齢社会を支える地域づくりに係わるソーシャル・イノベーションに関心のある様々な関係者にご参加いただき、成熟社会の新しい未来を構築するためのプラットフォームを提供することを目的として,設立されました

 

私たちは超高齢社会の様々な課題を浮き彫りにし、その解決策を多様なメンバーで考えることは、より良い社会を築いていくために欠かせないことであると考えています。また、日本有数の国際都市であり、阪神淡路大震災を経て医療先進都市を目指している神戸市から世界に向けて、超高齢社会における地域の取り組みを発信することは、関西(KANSAI)の国際的プレゼンスを高め、ひいては阪神地域の活性化に繋げるためにも大変重要であると考えています。そのため、研究会内に政策分科会を設け、超高齢社会における地域づくり、そしてまちづくりに関する政策提言にも積極的に取り組んでいく予定です。

 

私たちは今回の研究会をつうじて、多くの介護事業者・スタッフの方々の声を聞くと同時に、日頃あまり窺い知ることのできない要介護者のご家族の悩みや率直なご意見をお伺いしたいと考えています。また、研究会では、行政担当者や医療・福祉・法律・教育等の各専門家のご意見を検討した上で、関西を拠点とする先進的企業及び起業家が新たな視点に基づいて超高齢社会の現状改善のためのご提案をさせていただきます。私たちは多様な参加者の度重なる議論を経て産み出された「ソーシャル・イノベーション」が超高齢社会に係わる様々な問題解決の契機となることを願っております。そのため、研究会では超高齢社会において、これまでに見過ごされがちであった高齢者、要介護者及びご家族の多様なニーズに対応するため様々な専門知識を持つ方々にご参加をいただく予定です。

 

Social Innovationの実践

急速に進むわが国の高齢化はそれを支える国、地方自治体、高齢者及びその家族にとって大きな負担を強いるようになってきてます。このような人口構造の大きな変化は、わが国におけるこれまでの行政及びビジネスのあり方に変革を迫るようになってきました。SIASはこの変革を促し、実践するためのワークショップ形式による会議を企画しています。主要な会議終了後の2017年以降、SIASはその成果を編集し、日本語及び英語の書籍として世界に発信する予定です。

DOCTOR
DESIGNER
CARE WORKER

WORKSHOPS  

2015年10月から2017年1月まで、原則月一回、合計15回、研究会、セミナー及び交流会を神戸市内で開催します。研究会の時間は土曜日もしくは平日の2-3時間とし、その後の昼食会及び名刺交換会を交流会とします。

 

開催場所は原則として、ハーバーランドの神戸市産業振興センター内の会議室で行う予定です。

 

 

Study Group Forum

(事業化戦略会議及び勉強会)  

 

事業化戦略会議はワークショップで出された超高齢社会に係る様々な解決策の提案をより深めて、事業化するための話し合いの場として利用します。SIAS研究会の成果をイノベーションとして事業化するための試みです。提案者が企画案を発表後、参加者同士で自由に意見交換をし、プランの事業化を協力して推進します。研究会会員以外の参加者も歓迎します

 

また、事業化戦略会議では、会員が発表を予定している事業化案や論文(書籍の一章)の案を検討し、参加者からの質疑応答により、内容を再検討するための場としても提供していきます。発表者による講義は30-45分、Q&Aは30分程度で1回につき2-3名の発表者を予定しています。

 

また、会員がより深く高齢社会の分野別の課題について学ぶ機会を提供するために、研究会内外の専門家を招いて、別途不定期に勉強会を開催します。勉強会は、基本的にワークショップの前後に開催し、特に会員が持つ専門知識を深く知り、それらをどのように高齢社会の課題の改善に生かせるか、議論するための場とします。

 

 

 

講演会・セミナー

 

主に自治体担当者や先進的取り組みをしている企業の担当者を招いて、講演会及びセミナーを行います。テーマは超高齢社会の政策に関係する公共性の高いテーマが中心になる予定です。

 

Policy Working Group

(政策分科会)

 

政策分科会の主な目的はSIAS研究会では扱っていない超高齢社会の政策にかかわる行政府への提言を作成することです。具体的には「WHO高齢者に優しい都市グローバルネットワーク(AFC)」加盟都市及びその他の地方自治体へ英文レポートを提出し、地方自治体の高齢社会にかかわる政策を国際ネットワークとリンクさせ、進化させることを目的としています。

 

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